#162 秋の蝉

あきのせみ
初秋

【子季語】
秋蝉、残る蝉、ちつち蝉
【解説】
立秋を過ぎて鳴く蝉のこと。盂蘭盆の頃の蝉の鳴き声にはまだまだ力強いものがある。夕方になると、油蝉などに混じってかなかなやつくつく法師も鳴き始める。秋も深まるにつれて蝉の声も弱弱しくなり、いつの間にか鳴き声もとだえてしまう。

出典:きごさい歳時記
https://kigosai.sub.jp/001/archives/4993



移り行く忘れた頃に秋の蝉
(作捨不名)

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