#107 炎ゆ/涼

[炎ゆ(もゆ)]
晩夏

【解説】
ぎらぎらと輝く太陽の強い日差しによって、万物が燃えるような熱気をいう。照りつける太陽に道路はゆらめき、あたかも炎を上げているようにも思える。この季語は多分に視覚に訴えるところがある。

出典:きごさい歳時記
https://kigosai.sub.jp/001/archives/2031

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[涼し(すずし)]
三夏

【子季語】
涼、涼気、涼味、涼意、朝涼し、夕涼、晩涼、夜涼、宵涼し、涼夜
【解説】
夏の暑さに思いがけず覚える涼しさは格別である。流水や木陰、雨や風を身に受けて安堵する涼もあれば、音感や視覚で感受する涼味もある。朝、夕、晩、夜、宵に涼を添え季語をなす。秋の涼は新涼、初涼といい区別する。

出典:きごさい歳時記
https://kigosai.sub.jp/001/archives/2033



炎ゆる風自転車飛ばし涼吹かず
(作捨不名)

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