#98 木陰

[緑陰(りょくいん)]
三夏

【子季語】
翠蔭
【関連季語】
木下闇
【解説】
夏の日差しのもとのよく繁った木の陰をいう。日差しが強くなってくると緑陰の涼しさは何よりである。緑陰で読書をしたり昼寝をしたり、家族で食卓を囲んだりするのも楽しい。
【来歴】
『纂集歳時記』(大正13年、1924年)に所出。
【例句】
笠で貌ぱつぱつとあふぐ木陰かな
一茶 「九番日記」

出典:きごさい歳時記
https://kigosai.sub.jp/001/archives/2136



腰下りし小川流るる木陰かな
(作捨不名)

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